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WordPressのバージョンアップ依頼や引継ぎ依頼がきた場合の確認項目を検討してみた。

はじめに

  • WordPressのバージョンアップや、運用している人がいなくなったので引き継いでほしいという話はよくあるが、自分がもしその案件を受けるなら下記の事前ヒアリングをしてボリューム感をヒアリングしてから概々算見積を出す。詳細見積を出す人の勇気が凄い。

現在の開発サーバーの環境構築について教えてください

確認項目 確認理由
利用しているクラウドサービス(AWS or GMOなど)且つ契約しているプラン(GMOなどのサービス) PHPのーバージョンができるか確認するため、契約次第では、サーバーを引っ越す必要があるため。
ミドルウェアのバージョン
- OS / Webサーバー(apache/nginxなど)/ DB(mysqlなど)のバージョン
- メールサーバーの利用
- DNSサーバーの確認(お名前.comなど)
- 利用しているSSLの確認
外部から確認できるので、ヒアリングしなくてもよいか自分の調べた情報に確証をもつためにもヒアリングまたはサーバーの接続情報をもらう
アクセス制限などかかっているか確認 作業を行う場合、特定の場所しか作業できない場合、出向く費用などが発生するので確認が必要
ファイルのバージョン管理をしている(Githubなど) WordPressで運用しているサイトは、比較的にバージョン管理していないのがおおい。(個人の感想です)
外部サービス(APIなど)を利用しておりますでしょうか。 GMOや外部APIサーバーと通信などしているか
現在サイト運用はどのような方法で運用されておりますでしょうか。 FTPサーバーなどでファイルをアップロードしているとか、ヒアリングは必要
現在利用しているWPのプラグインを教えてください。プラグインをカスタマイズしているでしょうか。 プラグインをカスタマイズするケースはよくある。そのプラグインをバージョンアップする場合、現行仕様を調査しないといけないため、結構時間取られるポイント。代替えのプラグインなども提案しないといけないケースがあるため。
開発環境用サーバーはありますでしょうか。 バージョンアップするための検証環境がない場合、開発環境の構築から必要なため。
サービス停止の可否を確認する バージョンアップ時にはサーバーを停止させることがしばしばあるが、停止NGの場合、方法を検討しないといけないため。
バージョンアップ予算 先方の予算を確認する
バージョンアップ期限 先方のバージョンアップしたいデッドラインの日程。よくあるのはサーバーの契約があと〇日で切れるからなるはやで。

調査環境の構築

  • もし上記のヒアリングを行い、順調に案件が進んだらdocker環境で先方の環境の構築と最新のWordPressの環境を構築して移行する際にどのような障害が発生するか事前に確認しましょう。※ここまで調べて失注したらどうしようと悩むより受けた後に膨大な赤字を出すよりもましだ。

docs.docker.jp

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