フリーランス 技術調査ブログ

フリーランス/エンジニア Ruby Python Nodejs Vuejs React Dockerなどの調査技術調査の備忘録

AWSのVPCの設定①

はじめに

  • AWSでインフラを構築する場合、まず初めにVPCを作成する必要があるため、VPCの設定をする
  • VPCを構築するにあたり下記の知識が必要である

リージョン

- AWSの各サービスが提供されている地域のこと -  リージョンごとで利用できるサービスが異なってくるため。アメリカのリージョンから新しいサービスがリリースされるが、日本であれば東京リージョンを選択する

アベイラビリティゾーン

VPC(Virtual Private Cloud)

  • AWS上に仮想ネットワークを作成することが出来る
  • VPCを作成するときはリージョンを選択する。リージョンを跨い作成することが出来ない。ただし、アベイラビリティゾーンは跨ぐことが可能である

サブネット

  • ネットワークを区切るためにサブネットを作成する
  • 障害時を想定してアベイラビリティゾーンごとにサブネットを作成しておくとよい。

IPアドレス

  • ネットワーク上の機器を識別するインターネット上の住所である
  • ネットワーク上では重複しない番号
  • 0.0.0.0~255.255.255.255まで

パブリックIPアドレス

  • インターネットに接続する際に使用するIPアドレス
  • 重複すると正しく通信できなくなるので、ICANNという団体が管理している

プライベートIPアドレス

  • インターネットで使用されないIPアドレス。世界でユニークなっていなくてよい。
  • 下記の範囲内のアドレスを自由に使用することができる
10.0.0.0 ~ 10.255.255.255
172.16.0.0 ~ 172.31.255.255
192.168.0.0 ~ 192.168.255.255

IPアドレスの範囲

  • ネットワークで使うIPアドレスの範囲を決める
  • ネットワーク部とホスト部に区分けすることで範囲を表記する

①CIDR表記 IPアドレスの後ろに「/」を書き、その後ろにネットワーク部が先頭から何ビット目までなのかを記載する

- 192.168.128.0/24(192.168.128.0~192.168.128.255の256個のIPアドレスが利用できる)
- 159.95.198.27/32(1個のIPアドレス)

サブネットマスク表記 IPアドレスの後ろに「/」を書き、ネットワーク部を表すビットと同じ部分を1にホスト部を表すビットと同じ部分を0にする

- 192.168.128.0/255.255.255.0(192.168.128.0~192.168.128.255の256個のIPアドレスが利用できる)